つかれたときは何にもしたくない!という方も多いかと思いますが、疲れた時に読むとなぜか元気になる本もたくさんあります。
・つかれた心に沁みる本が読みたい
・つかれたときでも夢中で読める本が読みたい
という方に向けて書いています!
実際にわたしが読んで「なんだか元気になった!」という本を3冊ご紹介します。
大家さんと僕 / 矢部太郎
ほっこりしたい時に読みたいのがこちら。
「ほっこりするんだろうなあ」と思って読んだにもかかわらず、期待値を上回るほっこり感で、めちゃめちゃ優しい気持ちになりました。
雨の日に、家に勝手に入って服を畳んじゃうお茶目な大家さん。
最初は抵抗感ありつつも受け入れる矢部さんも矢部さんらしいというか、やっぱり人の出会いっておもしろいなあ。
大家さんと仲良くなって、お食事に行ったり手を繋いだり、なんて10年前の少女漫画によく出てきそうなストーリーなのですが、相手が上品なおばあさまだなんて。こんなことが現実にあるっていうのがおもしろい。
矢部さん、どうか結婚しないでずっと大家さんと一緒に暮らして欲しい…と願わずにいられないくらい幸せな風景で、わたしもおばあちゃんと暮らしたらこんな日々がやってくるんだろうか、なんてことも考えました。
ちょくちょく読み返すことになりそうです。
心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方 / 荻野淳也
今はやりのマインドフルネスを生活に少しずつ上手に取り入れる方法が、可愛らしいイラスト付きで書かれています。
マインドフルネス=瞑想、なのですが、宗教っぽさは全然ありません。
”いっつもいろいろなこと考えていて疲れているから、頭の中を空っぽにして整理することでストレスが解消されるよ!”というようなライトさ。
内容としてはすぐ取り組めるものばかりで、電車通勤中とか、寝る前に数分、なんなら一呼吸・一口だけでいいからやってみませんか?という感じ。
本を、見開くと大きいタイトル、ばん!と可愛いイラスト、タイトルの一言補足、詳細説明と分かれています。
さっと読めますし、すぐ読み返すことのできる本です。
見た目がとにかくかわいいので、本棚にあるだけでも癒し。
手のひらサイズで持ち運びにもよし。
出会い系サイトで70人と実際にあってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと / 花田菜々子
タイトルでまずなんじゃこりゃ…?と思って手を取ったのですが、カラッと前向きに明るい気分にさせてくれる爽快なエッセイでした。
本屋で立ち読みして即買い決定した本。
主人公はひたすら出会う人に本をすすめまくるのですが、その本たちのラインナップがまずすばらしかった。
わたしのお気に入りの本たちも多くて嬉しかったです。
わたしは知ったこと、読んだこと、体験したことを人に伝えたいと猛烈に思う性質があり、先日も苗場のフェス、フジロックについて職場の先輩に昼休み中捕まえて語ってしまいました。
わたしはいわゆるウチロック組と言われる”youtubeで配信を見た人”、つまり現地に行っていないのですが、その配信がめっちゃ良かったんですよ。
自宅のスピーカーに繋いで大興奮でチャンネルを行ったり来たり巻き戻したりしながらチャットを眺めて新たなお気に入りバンドを発見して。
音質もカメラワークもすばらしくて、「これが無料で観られるなんて…ありがとうありがとう」みたいなことを先輩にめちゃくちゃ語ってました。
行ってないのに。
そんなわけで主人公が本をたのしさを噛みしめる過程がとても共感できました。
気がついたら元気が出てくる、そんな本です。
本を読んで、少しでも元気になれるのなら。
元気がない時、誰にも会いたくないときでも、本を読んで救われました。
このブログでは他にもたくさん本を紹介しています。
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