川上未映子のエッセイで頭の中を広げよう。ファンが選ぶおすすめ6冊とは?

はっきりものを言う、コテコテの関西人の川上未映子さん。

元々はミュージシャンという経歴。

あまりに辛辣で最初はびくびくしながら読み進めていましたが、気づけばすっかりとりこに。

ぶっ飛んでるな~と感心しながら読んでいると、突然哲学的になることもあり、フェミニンな香りも強めなので、読む方を選ぶのかなあと思いつつ、わたしは大好きです。

自分の頭の中の世界がどんどん広がっていく感じがするんです。

小説もさることながら、最近はすっかり子育てママエッセイのイメージが強い川上未映子さんでも、独身時代のエッセイもなかなか面白いんですよ。

今回はそんな川上未映子さんの作品の中でおすすめ本を6冊紹介します。

そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります

川上未映子さんのデビュー作。

2003年から2006年にブログで書かれていたものをまとめたもの。書籍向けに書かれたものでは無いので、まさに日記。

わたしはサボテンのサボ子の回がが愛しくて愛しくてしょうがなかったです。

頭の中そのまんまという感じで、ごちゃごちゃしているのがまたイイんだなあ、そんな通称「そらすこん」は間違いなく読書体験に衝撃を与えます。

発光地帯

読売新聞のウェブサイト「ヨリモ」の連載をまとめたもので、川上未映子さんのエッセイはあっちこっち話が広がっていくのが魅力のひとつ。

最近の著作に比べたらだいぶ読みづらいんですが、それがまたくせになっていいんですよねえ。

しかも、なんとこれは食のエッセイというでは無いですか。

なんでそんな無謀な(?)ことをしたのかは不明です。なぜなら川上未映子さんは食に関心が無いから…。

実際食についてのエピソードはそんなに多くなくて、美味しいものを食べるのに罪悪感があるんだとか。

魔法飛行

発光地帯の続編です。ざっくりレシピは読んでいるだけで美味しそうだから不思議です。

カルボナーラは最高だよ(この間もこのレシピで作ったよ!)。

おばあちゃんの話はなんだかじんとしてしまったなあ。

震災を超えて、ご結婚とご懐妊の川上未映子さん。

ほんのちょっとのこと、この本を読まなかったら一生思い出さなかったであろう日々のかけらを、集めるようにして吸収できます。

世界クッキー

わたしは川上未映子さんの作品の中でこれが一番好きです。

わりと読みやすくなっていて、姉妹の話が微笑ましくてすてきな「燃える顔、そして失われたお尻」。

そんなにお茶目な方だったのねと、関西人ってこんな感じなの?と思いを巡らせてみたり。

「髪の思春期」は、わかるなあ。髪の毛ってなんであんなに大事だと思う時期があるんでしょう。

最近はすっかり気にすることがなくなったので、わたしの髪の思春期は終わったのだと思います。

六つの星星

精神科医の斎藤環さん、生物学者の福岡伸一さん、作家の松浦理英子さん、歌人の穂村弘さん、作家の多和田葉子さん、哲学者の永井均さん6人との対談集です。

これを読んでから哲学にちょっと興味がわきました。

常に考えることを生業としている人たちの対談集なので、とっても濃くて、とっても疲れる本で、ちょっとずつちょっとずつ大切に読み進めたい1冊。

いくつか川上未映子さんの著作を読んでからの方が楽しめると思います。

この本を読んでから角田光代×穂村弘の異性を読んだのですが、これも面白かったのでおすすめ。

オモロマンティック・ボム

週刊新潮のコラム「オモロマンティック・ボム!」を集めたもの、これは面白かったなあ。

読んだ感想は「とにかくやばい人だ」「これ、本当にあった話なの…?」という、エッセイを読んだ感想とは思えないものばかり。

とんでも無いことばかり起こる川上未映子さん。

全然共感できないんですよ、「なんでこうなるかなあ…」ということばかりで。

それでも読み進めてしまう不思議。本を読んで共感したい!という方には不向きかな、と思いますが、かる~く読んで笑い飛ばすには最適。

ふーん、面白そう!と思ったらぜひ

川上未映子さんの作品、とくに初期のものは「。」が極端に少なくて、さくさく読めるものではないのですが、そんなくせものを攻略するのがわたしは大好き。

「わかるうー!」という方はぜひ川上未映子さんの作品をおすすめいたします。

川上未映子さんはエッセイだけでなく、小説もおすすめです。

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