じわじわ深い話ばかり!”対談本”のおすすめ6選

「え、わたしの好きなあの人とあの人がこんな話をしているなんて!」

とミーハーにはたまらない対談本。

やりとりの中で生まれる思いもよらない話題や深いコメントなど、普段の会話をのぞき見しているような気分にもなります。

今回はおすすめの対談本をご紹介します!

雑談集I 星野源

いつかⅡが出るだろうということで、見切り発車でIが発売されたこの本。

未だⅡは出ておらず(2024年9月現在)。

対談しているお相手も芸人さんやアーティストで、一線で活躍されている方々の話ってやっぱりおもしろいんですよねえ。

笑ってたと思ったらあれ、ちょっといい話ジャン、とホロリもあって。

こういうの、星野源さん得意なやつですね。

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エリーの部屋 かめ篇 大宮エリー

多才の大宮エリーさん。

エッセイも超ぶっとんでておもしろくて大好きです。

芸能界のご友人が多く、エッセイにもよく登場するのですが、対談として収録されているとまた臨場感があっていいですね。

とくに鈴木おさむさんとの対談がめっちゃ良かった。

というか、鈴木おさむさんがすごいのか?

話が大きくなりますが、仕事に悩んでいる人や自分てなんなんだろうみたいな、モヤモヤとしているものがちょっと軽くなるみたいな、そんな威力があった対談でした。これはすごいよ。

村上春樹、河合隼雄に会いにいく 河合隼雄 村上春樹

ほとんどメディアに出ない、どんな方なのかあまり想像がつかない村上春樹さんが、こんなに素を出すなんて、と衝撃でした。

これ、世に出ちゃっていいの?ってくらいさらけだされた本。

もはやカウンセリングですねこの会話は。

だんだんと村上春樹さんが自分の内面に迫っていき、それが表現されていくところを知るというのはとても貴重な経験だと思いました。

息を飲む場面も多々あって。村上春樹ファンのみならず、小説家ってなんぞや?という方にぜひぜひ手に取っていただきたい一冊。

なるほどの対話 河合隼雄 吉本ばなな

子どもの頃どんな生活をしていたのか?

どんなことが辛く、何が困難で、どうして今の仕事をしているのか?生きる道しるべのような本です。

じわじわと心を温めてくれる優しい本なので、疲れた時に読むと泣いちゃうかも?

異性 角田光代 穂村弘

対談、というくくりでいうとちょっと異質なのですが、手紙のやりとりが収められているこの本。

男女ってこうやってすれ違って行くのね、というのがよくわかってなんだか切ないです。

めっちゃ笑えるけれど。そうそう、男と女ってこういうところが噛み合わないのよ!と思わずうなずいちゃう本です。

気軽に笑って読める一冊。

アダルト 上 二階堂ふみがきいた大人の話

対談されている方が超豪華。

というか、私がかなりこのみの方とばかり対談されていて、とっても素晴らしい本。

雑誌POPEYEで連載されていたもので、雑誌でも読んでいたのですが、まとめてほんとなるとさらにスペシャル感が増していて良い。

コンセプトとしては20歳になる、つまりは大人になる二階堂ふみさんが大人に話を聞いていくというもの。

私にとってもすごく忘れてしまった昔でもなく、かといってつい最近の出来事すぎて消化しきれていないものでもなく、あらためて自分をふりかえるような本になりました。