寂しい時、ゆううつな時に読むと心が元気になる本2選

こんにちは、アオです

なんだかゆううつな時、ひとりで寂しい時、その気持ちに浸りたい人、なんとか紛らわせて元気になりたい人、いろいろいらっしゃるかと思います。

わたしはそんなとき、友達とご飯に行ったりすることもあるけれど、ひたすら本を読んで過ごすことも多いです。今回は「なんだかゆううつなんだわわたし」という方に向けて、読むと心が元気になる本を2冊ご紹介します。

いつか別れる。でもそれは今日ではない / F

すれ違いも切なさも矛盾もすべては愛おしい

まずタイトルが最高。そしてカバーの写真も素敵。ものすごいインパクト。タイトルが金色っていうのもなんというセンス。って装丁のことばかり讃えてもしょうがないんだけど、その装丁に惹かれて手に取ったら最高だったという話。

久々にこんなにエモい(=エモーショナル:感情的な)文章と出会いました。「こんな人生絶望。」という時に読むと「まだまだこれは絶望なんてもんじゃなかったわ」と自分のことを思えるんじゃないかな。そんな本です。このタイトル、実は前向きだよね。

この作者の方のことをわたしはなにひとつ知らないけれど、この方の人生を思いながら読んでいました。どうやってこれまで生きてきたのだろう。

なんか、これを読んで、結婚なんてしなくてもいい人がするもんだなーと思いました。「とにかく結婚がしたい」という人にはぜひ読んでほしい1冊。

軸は恋愛の話だけれど、もっと俯瞰してみたら、友人とのこととか、仕事のこととか、家族のこととか、人生のこととか、あらゆることとして受け止められる話ばかり。読むと静かに落ち込むけれど、その後自然と浮上できると思います。

あ、初期の川上未映子さんが好きな方は好きなんじゃないかなあ。なんとなくそう思いました。

関連記事:川上未映子のエッセイで頭の中を広げよう。ファンが選ぶおすすめ6冊とは?

+1cm / キム・ウンジュ

たった1cm見方を変えるだけで
世界は180度ちがって見えてきます。

仕事、人付き合い、恋愛、叶えたい夢…。
今の人生になんとなく「満たされていない」
と感じる人へ。

あなたの世界をがらりと変える
クリエイティブな言葉の魔法。

なんだか明るくなれなくて、本を読みたいけれどたくさんの文章を追う元気もなくって、という時に読んでほしいのがこの本。

全ページカラーで文章とイラストが入っていて、パラパラとやっているだけでもうー!癒される。そして読んでいるうちに、静かに心地よくさせてくれます。可愛く、さらっとしているようで、結構核心をついてくる言葉たち。

物語がとても好きなら
書きものが趣味のカフェのオーナーより、小説家になれますように。

この一言にどれだけ勇気付けられたか。

そうだよ、そう思って何が悪いのさ!自分が本当にやりたいこと、誰にも邪魔されたくないのに、周りの声が気になってもう分かんなくなっちゃっているわたしはもうどうかしているんだろうなあ。

ゆううつな時にこそ、読んでみてね

今回ご紹介したこの2冊は、ベクトルはちょっと違うけれど、言っていることは似ている気がします。そのままの自分で、いいんだよ。誰かにそう言ってほしいよね。

読んでみてねー!