M-1で一目見てからすっかりファンになってしまった又吉直樹さん。
私の母は「ただならぬ闇を感じる」と言っていましたが、かっこいいですよね!又吉さん。
顔もプードルみたいな髪型も好きです。
見た目もなんですが、又吉さんのエピソードも、書く文章も、なんだかツボで大好きです。
そんな又吉さんが書かれた本を今回はご紹介したいと思います。
・又吉さんが好きだけれど本は読んだことがない
・芸人さんの本が好き!
という方に向けて書いています。
火花
漫才を題材にした純文学というのが、新鮮でした。
遠く昔の時代の本を読んでいるような、いや、やっぱり最近の話を読んでいるような、不思議な感覚。
売れない芸人ってみんなこういう焦燥感を持って生きているのかなあ。
下記記事でも書いているのですが、ユウキロックさんの半生、芸人迷子も合わせて読むと「なるほどな〜!」となります。
お笑いが大好きです。お笑い芸人さんが本を出すと、読みたくなっちゃうんですよね…。 特に吉本は、売れっ子芸人さんはほぼ本を出していて、裏話なんかが聞けるので、ファンの方はついつい買ってしまったり。 今回は読む手が止まらなかった、お[…]
青春のヒリヒリした感じが…すごく迫ってきます。そしてラスト、どうしてそうなった。
第2図書係補佐
おすすめされている本の内容がわからなくても楽しめるし、読んでみようかな~と思えるからすごい。
本がいかに又吉さんの生活になじみ、共にあるのかということがわかる1冊。
又吉さんの子どもの頃のお話なんかもあるのでそれ目的で読むのもおすすめ。
東京百景
上京してどのように生活してきたのかが書かれている自伝エッセイです。
確かになかなか売れなかったこの頃は「闇を感じる」…というエピソードもあったり。
下積みの頃の話って、なんかいいよね。
それは今売れっ子だから懐かしく素晴らしくみえるのか、そもそも下積み生活っていいもんだよね、って思うのか…。
池尻大橋の話はなんとも切なく、又吉さんの恋愛の話も知ることができます。
この本を読んで本当に又吉さんが好きになったなあ。
カキフライが無いなら来なかった
自由律俳句とは、五七五もなく、季語もなく、とにかく自由に書く一言、みたいなものだそう。とにかくシュールです。
笑える!というより、ふふ、ってなったり、くく、となったり、ははん、となる不思議な本。なんなんだこの本は。
ネタ帳をのぞき見しているような気分になります。
夜を乗り越える
「どうして本を読むのか?」ということについてひたすら書かれています。
「どうして本を読むのか?」でこれだけ話を豊かにできるなんて。又吉さんの文体はいつもやさしいですが、めずらしく(?)又吉さんが熱く語っている本です。
本当に書きたかったことなんだろうなあ。
又吉直樹ファン、本好きならぜひ読みたい1冊。
又吉直樹作品読んでみてね
漫才もおもしろいけれど、作品も個性的で本当に面白い!
本が好きなんだろうなあということが伝わってくる、あたたかい作品ばかりです。
このブログでは他にもおすすめエッセイなども紹介しています。こちらもぜひ!
大好きなエッセイ本をみんなに読んでほしい〜! 子どもの頃から本を読むのが好きでした。 学生の時は小説や専門書を含めると年間400冊くらいは読んでいました。 最近は子どもも生まれて読書ペースはだいぶ落ちていますが、エッセイはやっ[…]