DIE WITH ZEROを読んでお金の使いどころを考え直した話

本

ゼロで死ね、という衝撃的なタイトル。不必要にお金を溜めすぎていないか?お金の使いどきをちゃんと考えよう!ということを伝えている本です。

実践していることもありましたが、改めて「自分の人生をどう生きるか?」を考えるきっかけになりました。DIE WITH ZEROの主張に合わせて、私の実体験を交えながら感想をお伝えします。

この記事では
・DIE WITH ZEROがどんな本か知りたい
・DIE WITH ZEROを読んで、どんな風に参考にしているか知りたい
という方にむけて書いています!

その我慢、10年後にはもう遅い取り返しがつかないかも?

今しかできないことに投資する

私は、大学生の頃よく海外旅行をしました。友人と卒業旅行で行ったヨーロッパは貧乏旅行でしたが、良い思い出です。アラサーとなった今では、あんな無謀な詰め込みスケジュール、危険な場所、お粗末な食事、バスの長距離移動の旅はもう行けないかもなあと思っています。旅行代は20万円もかかっていないかと思いますが、当時の私たちにとっては大金。あのとき貯めておかずに使ってよかったなと思える出来事です。

どうして当時、思い切った旅行をしたのかというと、塾の先生に言われたんですよね。「子どものころの1,000円と大人になってからの1,000円って全然価値が違うんだよ」と。その言葉をこの本が思い出させてくれました。

人生で何を経験したいのかを真剣に考えよう。どれくらいの回数、それを味わいたいだろうか?

何をしたいか、を考えることは割とありますが、何回したいか、を真剣に考えたことってあまりなかったなあと思いました。後で出てきますが、「タイムバケット」を作ることで明確になってきます。

お金を残して死ぬことはタダ働きと同じ

世の中の多くの人はお金をかなり余らせて死ぬらしい。お金が残っていると精神的に安定するから(もしくはお金がないと不安だから)だろう。私が大ファンである芸人の有吉弘行さんも「たくさんお金をの残して死ぬ、それが幸せ」とおっしゃっていて、一理あるなと思っていたのですが、筆者はそれとは反対の意見を述べています。

甚大な時間を費やして働いても、稼いだお金をすべて使わずに死んでしまえば、人生の貴重な時間を無駄に働いてすごしたことになる。

そうか、お金を使わないということは、タダ働きなのか。そう考えるとハッとしました。

私の曽祖父がこのDIE WITH ZEROを実践していたようで、ほとんどお金を残さずに亡くなったらしい。年金暮らしでやりくりしながら旅行に行き、ほとんど無い髪を整えに月に1〜2回床屋に行っていたとか。そう考えると年金のような収入源は大事ですね。私たちの世代は年金の額はもっと少ないはずなので、自分達で確保する必要はあるよなあと思いました。

死ぬ前に資産が尽きてしまうことが不安なら、生きている限り一定の収入が保証される、長寿年金などの金融商品に目を向けてみよう。

日本ではどういうものがあるのかなと調べてみたのですが、例えば50歳くらいで加入、15年積立をし、65歳から受給する。そうすると90歳くらいでトントン、それ以上長生きするとお得、というような商品がありました。

最近は積立NISAやiDeCoなども始める方が増えているので、そういうもので収入源を確保しながら、お金を使っていくのが理想ですね。

健康は何にも替え難い。大金を使ってでも健康を買うべし

最近、近所のおじいさんと世間話をしたのですが、「大金抱えて良い椅子に座っていても何にもならない。健康が一番。」とおっしゃっていました。その方は80歳過ぎて、毎日の自転車と散歩、エクササイズを欠かさず行なっているんだとか。すごい。

本著でも、同じことを述べています。

あらゆる年代で、健康の改善は人生を改善する

私も、産後の肥立ちは更年期にやってくる、と聞いたことがあったので、産後の精神的、身体的ケアは重要視していました。骨盤整体にも行って、体の歪みを整えてもらっています。おかげで肩こりも軽減されてきました!整体、通った分全部で数万かかっていて、その額だけ見ると「うっ」となったのも事実ですが 、この先下手したら70年近く酷使するであろう体です。必要だと思って気持ちよく出費しています。

資産は一生積み上げていかなければならない?

本著では、資産は一生積み上げるものではなく、ある歳を境に減らしていかなければいけないと述べています。

45〜60に資産を取り崩し始める

ポイントは金額ではなくて、年齢で資産を取り崩し始める時期を決めるということ。金額にしてしまうと、やっぱりもうちょっとあった方がいいんじゃ無いか…と先送りにしてしまうリスクがあるからだそう。

とはいえ、日本人の平均寿命は長く、今アラサーの私たちは100歳まで生きてもおかしくないですよね。このあたりはアメリカ人と一緒にするのは注意する必要があるなと感じました。

長生きすることを考えると、私は60歳で資産を取り崩し始めるのが精神的にも安心だなと感じました。60歳から10年間資産を切り崩しても、70歳で年金を受給すれば、それ以降はそこまで資産も減らないでしょうし。逆に言えば、60歳まではお金を溜め続ける必要があるのだなと…。甘く無いなと思いました笑

この本がいいな!と思った方はこちらもおすすめ

この本は
お金を貯めることが目的になっている人
なんとなく不安で漠然とお金を溜めている人
今手元にあるお金は全部使ってしまっている人
こんな方に特におすすめです!

タイムバケット、私も作ってみます!作ったらこちらに追記しようと思います!

このブログでは、他にもたくさんの本を紹介しています。

最近は習慣に関する本をいくつか読んでいます。こちらもおすすめです!

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